すばらしい大会でした また来年来ます
50kmエイドを9時42分にスタート。
ここでシューズをターサーからニューバランス801に履き替えたんだけどなんだかしっくりこない。
これは明らかに裏目に出ました。
自分の走りにはフラットソールの靴はむいてないのか脚にかかる衝撃が強く感じて仕方ない。
一瞬引き返してまたターサーに履き替えようかとも思ったけど前回サロマ湖でも後半はこれで走ったんだしその内慣れるだろうというでそのまま行っちゃうことにしました。
最初にもらった高低図ではこのあとゴールまでずーっと下りのはずなのにこれが大嘘でアップダウンの激しいこと。
特に60km手前では山道に入って厳しい上り。
このあたりで今度は眠くなって胃の調子もおかしくなってきた。
ううう、吐きそう
65kmのエイドの手前のしそジュースエイドで3杯飲んで目を覚ましました。
このしそジュースはおいしかったなあ。
このジュースを飲むためにみんなここまでは頑張るっていうのも分かる気がします。
65kmエイドを過ぎると北緯40゜のゲートがあってそれをくぐり抜けまた北へ。
このあたりではヤマちゃんのそっくりさんと前になったり後ろになったりエイドでは立ち話をしたりしながら走 ってました。
それにしてもこの応援の暖かさはどうだ。
ランナーが通り過ぎる度に拍手で力づけてくれる。
稲刈りをしている人以外はみんな応援に出てきてくれてるんじゃないだろうか。
80km以降のエイドではサイダーが置いてあって胃のムカムカが少し治まる気がします。
私設エイドでコーラをくれる人もいました。
合川まで来ると残り10km。
さあラストだと思ったらここからまた峠道。
しかもなが~い上り。
ここではゼッケン番号を見て名前で応援してくれていてイナダさ~んって呼ばれてびっくり。
もうちょっと行くとシゲルさ~ん頑張って~って言われてまたまたびっくり。
そりゃもうがんばっちゃいますわ。
一人で走っているんじゃないんだなあと不思議なことにもう残ってないはずの力がわいてきます。
能代空港のトンネルをぬけると正面眼下に鷹巣の街が広がり残り4km。
近いようでもまだ20分以上かかる。
残り500m、交差点を右折して最後の直線に入ると鷹巣名物大太鼓の音が響いてくる。
ランナーが来るたびに5人がかりで叩いてくれる。
直径2mはある太鼓を左手に見てその先を左にまがるとゴールテープがすぐ前に見えました。
手元のガーミンで10時間30分52秒。
自己ベストには2分程及ば なかったけど大満足のレースでした。
ヤマちゃんのそっくりさんは10時間45分でゴール、いつの間にか引き離してたらしい。
マッサージを受けたり銭湯に行ったりしているうちにいつの間にか本物のヤマちゃんがゴール。
12時間35分だったそうです。後夜祭で生ビール、おでん、そば、きりたんぽをもらって乾杯。
胃がガタガタであまり食べられないのが返す返すも残念でした。
ヤマちゃんに鷹巣駅まで送ってもらい夜行寝台特急あけぼので上野に出て翌日朝7時半から仕事っていうのがいつものことながらハードでした。